経理アウトソーシングとは、会社の経理業務を代行してくれるサービスのことです。
経理アウトソーシングの主な業務は、記帳代行、給与計算、年末調整、決算申告、決算書の作成などがあります。
経理アウトソーシングのメリットは、「一つ目に、本業に専念できる。二つ目に、コストの削減ができる。三つ目に、誤りや不正防止になる。」です。
一つ目について、経理業務は伝票作成等煩わしい作業が多いので、知識を持たない経理担当者の場合、経理作業が上手く進まず本業に支障をきたす場合があります。そこで、経理アウトソーシングを導入することにより、本業に専念できるようになります。
二つ目に、自社だけで経理の人材をそろえようとすると、繁忙期には人員が不足してしまい、閑散期には人員が多くなってしまう場合があります。繁忙期に向け準備を行う場合、経理の教育等のコストは増えてくると考えられます。しかし、経理アウトソーシングを利用することで、経理作業を行う人員が削減でき、本業に集中できる効果も見込めます。
三つ目に、経理の業務は少しのミスで他の数字が変わってくるため正確さが求められています。そのため、ミスをなくすには経理のプロに任せるのが最適です。また経理データを管理できる人が会社内だけであると、データの改ざんや横領ということも起きやすくなります。そこで第三者である経理代行業者が入ってくることで不正を起こりにくくする効果が出てきます。
経理アウトソーシングのデメリットは、
・一つ目に、社員育成ができない
・二つ目に、コストが逆に割高になる場合がある
・三つ目に、情報流出になる可能性がある
です。
一つ目について、経理アウトソーシングを利用すると、経理知識やノウハウ等は企業に伝わりにくくなります。そのため経理スキル習得が難しくなってきます。
二つ目について、経理代行業者は従量課金制を大半が採用しています。企業の要望に対応できるようオプションを設けていますが、その利用次第によっては経理アウトソーシングのほうが、割高になってしまう場合もあります。
三つ目に、領収書等の書類を経理代行業者へ送る場合、経理代行業者の書類紛失により重要な情報が流出する恐れがあります。またクラウド型のシステムと連携したアウトソーシングの場合、あらゆるデバイスからアクセス可能な為、IDやパスワードが流出してしまうと部外者が経理データを見る恐れもあります。
経理アウトソーシングを利用することによって、本業に専念できたり、コスト削減や不正防止といったメリットがありますが、一方で社内に経理のノウハウを伝えることが難しくなったり、複雑な処理を経理代行業者に任せることにより、より一層コストがかかってしまう、外部に情報が流出してしまうなどデメリットもあります。
経理アウトソーシングを依頼される場合は、メリットとデメリットを比較し、自社にとってより良い委託先を選ぶことが重要です。
当事務所では、お客様のご状況に合わせた、
最適な経理アウトソーシングのご提案をさせていただいております。
まずは無料でご相談いただけますと幸いです。
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