令和7年9月24日、国税庁がHPに「年末調整がよくわかるページ(令和7年分)」を掲載しました。
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm
ここは、今後も要チェックでお願いします。
本年の年末調整においては、基礎控除の見直し等にご注意ください!
次のような見直し等が行われています。
→ 「基礎控除」や「給与所得控除」の見直し
→ 「扶養親族等の所得要件」の改正
→ 「特定親族特別控除」の創設
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2025/pdf/102.pdf
また、通勤手当に係る非課税限度額の改正が行われる場合には、年末調整での対応が必要となることがあります。
https://www.nta.go.jp/users/gensen/2025tsukin/index.htm
このように、二つのお知らせで注意喚起されていますので、今までにない改正に備えてください。例えば、手作業の事務が途方もなく増えることになる前に、年末調整のフローを見直すことは必須になります。
お気付きでしょうが、これで令和7年分年末調整の還付金が増えるのはほぼ確定でしょう。ですから、どこまで漏れなく計算できるかなのです。
ちなみに、「令和7年分 年末調整のしかた」も既にPDFがアップされていますが、動画の箇所が、「*準備中」のようで国税庁の早い対応が期待されます。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2025/01.htm
実際にやってみると、漏れる事もあるかもしれません。今までだと、確定申告で再計算していました。ただ、今回は、全てを確定申告で精算することは不可能だと思われます。
例えば、近いうちに通勤手当の非課税限度額の改正が行われたとして、計算が漏れていたので確定申告ですか?
そうは、なりません。源泉徴収票を再発行し給与支払報告を再提出することになったら、結構、大事だと思います。
令和7年分の年末調整には定額減税が関係しませんが、それ以上のインパクトがありますので、今できる事を後回しにしないことをお勧めします。
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