8月よりクラウドについての短編のコラムも執筆しております。
当面の間はクラウド会計について執筆していきますが、
その後、クラウド請求などについても執筆できればと考えています。
山口県、特に宇部市にて中小企業を経営されている経営者必見の内容となっておりますので、是非ご覧ください!
前回の第1回は事業者設定についてお話いたしました。
まだ前回記事をご覧になられていない方はこちらからご覧ください!
今回の第2回は、開始残高の設定について紹介します。
弥生会計とミロクのソフトを利用されている場合、他社ソフトデータ移行から対象のソフトで出力した開始残高データの取り込みが可能です。
それ以外のソフトを利用されている場合は、取り込みに対応していないため直に開始残高を入力しなければなりません。
まずはじめに、各種設定から開始残高をクリックし、開始残高設定画面を開きます。
利用する初年度については、資産、負債、資本の残高を入力しなければなりません。
前期の決算書または資産表を元に入力をしてください。
次に、補助科目ごとに残高を入力する場合です。
この場合まず行うことは、勘定科目の設定ページで補助科目を追加する必要があります。
そうすれば入力できるようになり、勘定科目の箇所に合計金額、補助科目に内訳を入力します。
もし、貸借のそれぞれの合計の値が等しくない場合は、保存ができないので注意が必要です。
開始残高以外に部門別残高を設定することもできます。
上の開始残高の横に部門別開始残高があります。
そこをクリックすると、部門別開始残高の編集ページに変わりますので、右の方にある「開始残高の編集」をクリックし、部門別開始残高の編集画面が開きます。
注意していただきたいのが、先に部門設定を行ってから部門別開始残高を編集してください。
次に、部門別開始残高編集用のCSVファイルをダウンロードし、編集をおこないます。
そして、ファイルを選択ボタンをクリックして、編集をしたCSVファイルを選択します。
インポートボタンをクリックすると、選択したCSVファイルに記載されている内容で開始残高が上書きされます。
開始残高は会計のルール上、借方、貸方の合計が一致しなければなりません。
CSVファイル内のA列:貸借にそれぞれの勘定科目が借方なのか、貸方なのかが表示されています。
金額の編集をおこなう際にはこちらを参考にして、編集をおこなってみてください。
以上マネーフォワード会計の開始残高の設定のやり方でした。
最初の設定作業が面倒だったり、難しかったりしますが、
しっかりクラウドソフトを活用した方が全体的な効率化を図れます。
そして次回は、勘定科目の設定について執筆していこうと思います。
また弊所では、このようにクラウド会計に強い専門家が在籍しておりますので、
クラウド会計の導入を検討されている方や、お困りの方は是非こちらから無料相談をご活用くださいませ。
これだけは知っておいてほしい!
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